小説家・住野よるのデビュー小説作品「君の膵臓をたべたい」(双葉社刊)。2015年6月の刊行直後から大反響を呼び、現在では累計書籍発行部数が 260万部を突破、昨年7月には実写映画も公開され大ヒットを記録。衝撃的なタイトルからは予測できない「僕」と桜良の儚い物語が待望の劇場アニメーション映画として、9月1日(土)全国公開!
主演「僕」を演じるのは、映画『PとJK』『散歩する侵略者』などで注目を集め、今年発表された毎日映画コンクール第72回で新人賞を受賞した俳優・高杉真宙。現在、大ブレイク中で、今年は、今月公開された出演作『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』の他にも、『世界でいちばん長い写真』、『虹色デイズ』や『ギャングース』など 3 本の主演作が公開を控えており、4月スタートの連続ドラマ『モンテ・クリスト伯〜華麗なる復讐〜』にも出演が決定するなど、さらなる飛躍が期待されている! 今回の主演声優としての出演が決まった際、高杉さんは「まずは驚き、そのあと嬉しさや緊張などがこみ上げてきました。」と喜び以外にもさまざまな感情があったようで、初声優ということに関しては、「今回初めて声のお仕事をやらせていただきますが、自分が本当にやりたかったお仕事のひとつなので、とても嬉しく思っています。」と、自身もチャレンジしてみたかったジャンルであることを明かした。さらに、「声だけで演じるというのは、実写の映画やドラマでのお芝居とは全然違うものだと思いますので、自分のキャラクターをしっかりと理解して、しっかりと自分らしく表現できたらいいなと思っています。」と自身の新たな挑戦への意気込みを語った。
また、あわせてヒロイン、製作陣も解禁。ヒロイン・山内桜良役には、テレビアニメや吹き替えで活躍する期待の若手声優・Lynn が担当。監督は牛嶋新一 郎、アニメーション制作はスタジオヴォルン。新進気鋭のキャスト・スタッフ陣が集結し、アニメーション独自の映像美により作品の世界観が表現される! 今回の起用に製作プロデューサーは、「僕」というキャラクターについて、「一見すると人が苦手で暗そうな少年ですが、その実、自分の考えや価値観をしっかり持ち、常に何かと戦っている様な少年。そうしたキャラクター性の表現に求めていた声の艶や質感と共に、作中での「僕」の成長を描くのに"上手さと未完成さを兼ね備えた"声の芝居が必要でした。」と語り、偶然、高杉真宙さんがナレーションをされているある WEB動画をみたとき、「"「僕」"の声を見つけた。そう確信しました。」とまさに運命の出会いであったとコメント。すぐに高杉さんへオファーし見事快諾。完成版がより一層期待の持てる理想的なキャスティングとなった。
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――劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」に、声優として出演が決まった際のお気持ちをおきかせください。
まずは驚き、そのあと嬉しさや緊張などがこみ上げてきました。元々マンガやアニメが大好きで、いつか声のお仕事ができたらいいなとずっと思っていたので、こうしてやらせていただけるということが決まり、頑張らなくてはという気持ちがすごく強いです。
――「君の膵臓をたべたい」という作品の印象をおきかせください。
台本を読んでから小説を読ませていただいたのですが、桜良の台詞で、自分のなかにずっしりとくるものがけっこうあって、ずっと桜良だけが色がついているという感覚でした。それは、「僕」という役として読んでいるからということもあると思うのですが、いろいろと考えさせられることが多いです。
――声優初挑戦とのことですが、アフレコへ向けてなにかご準備されたことはありますか?
台本を読んだり、いただいた資料を見たり、テストアフレコというものをやらせていただいたりしました。テストアフレコをする前までは分からないことも多かったのですが、いろいろ教えていただいて、自分の入ったことのない世界にやっと踏み出した感じがしています。実感もわいてきましたし、もっとしっかりとこのキャラクターのことを理解して演じていきたいなというのもあって、改めてもっと台本を読み込もうと思いました。
――アフレコへ向けての意気込みをお願いいたします。
今回初めて声のお仕事をやらせていただきますが、自分が本当にやりたかったお仕事のひとつなので、とても嬉しく思っています。ただ、声だけで演じるというのは、実写の映画やドラマでのお芝居とは全然違うものだと思いますので、自分のキャラクターをしっかりと理解して、しっかりと自分らしく表現できたらいいなと思っています。頑張りますので宜しくお願いいたします。
――劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」へのご出演が決まった際のお気持ちをおきかせください。
ものすごく嬉しかったです。実写映画を観に行ったタイミングでちょうどオーディションのお話をいただいて、原作小説とコミカライズも読ませていただき、改めてとても素敵な作品だなと感じました。桜良というキャラクターが本当に魅力的で、何が何でも演じたいという強い思いで、気合いを入れてオーディションを受けさせていただいたのを覚えています。実際に桜良役を演じさせていただけることになり、すごく光栄で、もちろん緊張や不安もあるのですが、ただただ本当に、嬉しい気持ちでいっぱいです。
――「君の膵臓をたべたい」という作品の印象をおきかせください。
タイトルで衝撃を受けると思うのですが、そこからは想像ができないような、暖かくて、悲しくて、繊細なストーリーという印象です。はっとさせられる台詞がたくさんあって、なんとなく日々を過ごしてしまっていた自分はだめだったなぁと考えさせられました。明日からの生き方が変わっていくような、自分の人生観みたいなものが変えられるような、そんな作品だなと思います。
――山内桜良という役どころについて
笑顔がすごく印象的な女の子なので、朗らかさやにこやかさは常に大事にしつつも、弱い部分や真剣な表情も時折垣間見えるので、そういった面もしっかりと伝えられるように、心の微妙な動きというのを大事にしていきたいと思っています。
――意気込みをお願いいたします。
本編は高杉さん演じる「僕」とのかけあいが多く、ほぼふたりの会話劇なので、アフレコ現場での空気感を大切にしていきたいです。そして、一言一言丁寧に心をこめて、観てくださるみなさんの心を動かすような作品にできればと思っているので、気持ちをこめて、全力で、楽しく、後悔のないように、一生懸命桜良として生き抜きたいです。
(C)住野よる/双葉社 (C)君の膵臓をたべたい アニメフィルムパートナーズ
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