佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊が共演する映画「サイレント・トーキョー」の追加キャストが発表され、鶴見辰吾、財前直見、野間口徹、大場泰正、毎熊克哉、加弥乃、白石聖、庄野崎謙、金井勇太が出演していることがわかった。
![]()
「SP」シリーズを手掛け、迫真のアクションやハリウッドクオリティのVFXで日本映画を刷新した波多野貴文監督作。原作は、「アンフェア」シリーズなど数多くのベストセラーを世に送り出した作家・秦建日子が楽曲「Happy X-mas(War Is Over)」にインスパイアされ、執筆した小説「サイレント・トーキョー And so this is Xmas」。クリスマス・イブの東京を舞台に、突如発生した未曾有の連続爆破テロ事件に巻きこまれた人々の群像劇を、空前のスケールで描き出す。佐藤は主人公・朝比奈仁、石田は事件に巻きこまれた主婦・山口アイコ、西島は刑事・世田志乃夫、勝地涼が世田とバディを組む刑事・泉大輝を体現。さらに、中村倫也がIT起業家・須永基樹、広瀬アリスが犯行予告現場に偶然居合わせてしまった会社員・高梨真奈美、井之脇海が爆破予告のタレコミをもとに取材に駆けつけたテレビ局の契約社員・来栖公太を演じた。
今回発表されたキャストが演じるのは、巧妙に仕組まれた物語で存在自体が伏線となる人物たち。鶴見は日本の総理大臣・磯山毅役、財前は不可解な行動を取る須永の母・尚江役として登場。財前と中村のタッグは3度目となり、ドラマ「美食探偵 明智五郎」と同じく、母親役での再共演となった。
「SP」シリーズ以来の波多野組参加となった野間口は謎の探偵役に挑戦。事件の捜査の指揮を取る警視庁捜査一課管理官・鈴木学役に大場、高梨の同僚で須永とも接点を持つ印南綾乃役に加弥乃、アイコに出会ったことで事件に巻き込まれる高沢雅也役を金井が演じる。「恋はつづくよどこまでも」への出演で注目を集めた毎熊、12代目ゼクシィガールとなり、連続ドラマ「恐怖新聞」への主演も決まった白石、大河ドラマ「西郷どん」の庄野崎は、物語のカギを握る重要な役どころだが、その詳細はベールに包まれている。
『サイレント・トーキョー』
2020年12月4日(金)より全国ROADSHOW
公式サイト
![]()
STORY
クリスマスイブ。一年に一度、世界中の誰もが幸せな気分に包まれる聖なる日。恵比寿に爆弾を仕掛けたという電話がテレビ局にかかって来た。半信半疑で中継に向かったテレビ局契約社員と買い物に来ていた主婦は、騒ぎのさなか爆破事件の犯人に仕立て上げられてしまう。その様子を謎の男が静かに見つめていた―――。
そして、新たに犯行予告が動画サイトにアップされる。
次なる標的は渋谷・ハチ公前付近。要求は「テレビ生放送での首相との対談」。それが受け入れられない場合、18時に爆弾が爆発する。事件を追う刑事たち、不可解な行動を取る若きIT起業家、その彼に興味を抱くふたりの女性、そして爆弾騒ぎに群がる野次馬……どこかで見ている犯人と、犯行を止めようと奔走する者、我関せずとお祭り気分な人たち。 それぞれの想いが、スクランブル交差点に煌めくイルミネーションの下で交錯する。
タイムリミットまであとわずか。犯人はいったい? その目的は?
そして街に閃光が走る。そのとき人々が見るものは……運命の、クリスマスがやってくる―――。
DATA
出演:佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊、中村倫也、広瀬アリス、井之脇 海、勝地 涼
原作:秦 建日子「サイレント・トーキョー And so this is Xmas」(河出文庫刊)
監督:波多野貴文
エンディングソング:Awich「Happy X-mas (War Is Over)」(ユニバーサル ミュージック)
(C)2020 Silent Tokyo Film Partners