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風間研一監督『ただいま、つなかん』INTERVIEW

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 宮城県、三陸リアス海岸の入江に佇む民宿「唐桑御殿つなかん」。この民宿の女将を10年以上にわたり取材したテレビ報道発のドキュメンタリー。東日本大震災当時、自宅を学生ボランティアの拠点として開放した菅野夫妻は、その場所を民宿として開業。テレビで放送された映像に新たなシーンを加えて映画化。監督は、本作が映画初監督となるテレビディレクターの風間研一。ナレーションは『Fukushima 50』の渡辺謙。

 

 

 今回、本作が初監督作品となる風間研一監督が来名!作品制作の経緯を訊いた。

 

INTERVIEW

 

 

 

『ただいま、つなかん

2023年3月4日(土) よりシネマスコーレにてROADSHOW

公式サイト

 

 

STORY

宮城県気仙沼市唐桑半島鮪立の、美しい入江を見下ろす高台にある民宿・唐桑御殿つなかん。100年続く牡蠣の養殖業を営む菅野和享さんと一代さん夫妻は、東日本大震災当時、津波により浸水した自宅を補修すると、学生ボランティアの拠点として開放し、半年間で延べ500人を受け入れた。若者たちに“つなかん”と呼ばれたその場所は、皆がいつでも帰ってこられるようにという夫妻の思いから、2013年秋、民宿として生まれ変わる。一代さんは女将として、自慢の牡蠣やワカメを振る舞い、土地の魅力を発信する。そんなつなかんに引き寄せられるかのように、元ボランティアの若者たちが次々と移住してきた。彼らは海を豊かにする森を育てたり、漁師のための早朝食堂を営んだり、移住者のサポート体制を整えたりと、地域に根ざしたまちづくりに取り組む。そんなある日、海難事故が発生する。養殖業を廃業し、閉じこもりがちになった一代さんを思い、全国各地から元ボランティアや仲間たちが集まってくる。民宿は再会し、いつしか移住者たちは地域を担う立場となっていく。そして、コロナ禍による民宿存続の危機の中で、2021年3月11日を迎える。震災から10年という節目を機に、一代さんは大きな一歩を踏み出そうとしていた……。

 

 

DATA

●監督:風間研一

●配給:ウッキー・プロダクション

●上映時間:1時間55分

 

(C)2023 bunkakobo

 

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