AV監督カンパニー松尾が2019年に制作した映像作品『A DAY IN THE AICHI』を、完全版として再編集し、4月24日(金)20時から期間限定で有料配信スタート。
カンパニー松尾 コメント
またまた作っちゃいました。『A DAY IN THE AICHI 完全版 ただいまあいち 』。前作劇場版で「さよなら」しておいて、今度は「ただいま」です。調子がいいですね。けど、それほど状況が変わったということです。同じ愛知を映した映像ですが、1年経った今見ると、まるで違って見えます。
実際、本作で登場する愛知のミニシアター、名古屋シネマスコーレ、名古屋シネマテーク、
刈谷日劇は、現在休館中です。今池のライブハウスTOKUZOもテイクアウトのみの営業です。
取材した森 道 市場も2020年は開催されません。他、出演者の皆さまも苦しい状況が続いていると思います。あの眩しい海や、暗いガード下はそのままに、人だけいなくなってしまいました。
今回、柄にもなく支援をお願いしてますが、個人的にも今作を「もっと多くの人に見てもらいたい」という願望があっての有料公開です。ソフト化はしないので、是非、この機会におうちのモニターやお手持ちの端末でお楽しみください。そんな見方も合ってると思います。
また、視聴に於いて、年齢制限は設けませんが、一部オトナの会話も含まれます。鑑賞の際は、お気をつけください。またまた、ご覧になっての感想を SNS等で発信していただくのは自由ですが、出演者のプライバシーを、SNS等へ流布することはお止めください。僕らには僕らの人生があるように、出演者には出演者の人生があるのです。そのあたりも噛みしめ、ご鑑賞ください。
もう、前の世界には戻れないかもしれないけど、また、みなさんが日常を取り戻したら、直接、顔を合わせてお話ししましょう。その時まで、また。
2020年4月 監督 カンパニー松尾
その売り上げから必要経費を除いた利益を、本作で協力いただいた愛知のミニシアターやライブハウスにお見舞金として寄付。愛知のミニシアター、ライブハウスの存続維持を支えるプロジェクトとなっている。
お見舞金支援プロジェクト
『A DAY IN THE AICHI』は、2019年、愛知県で開催された芸術祭あいちトリエンナーレ2019映像プログラム用に、愛知出身のAV監督・カンパニー松尾が、ふるさとを舞台に、職種も世代もバラバラな人々30数名との対話と、自身の家族、仕事、路上の猫などを撮りおろし、並列に配置した4時間20分の長編セルフドキュメンタリー。
そして本作完全版は、2020年春に派生した新型ウイルス感染拡大防止の自粛要請で、存続危機に陥った愛知のミニシアターやライブハウスを支援するために再編集され期間限定で有料配信(ストリーミング配信、7日間有効)し、その売り上げから必要経費を除いた利益を、本作で登場する愛知のミニシアターやライブハウスにお見舞金として均等に分配、寄付します。
寄付先は、以下の4箇所です。
名古屋シネマスコーレ(映画館)
名古屋シネマテーク(映画館)
刈谷日劇(映画館)
今池TOKUZO(ライブハウス)
DATA
2019年/260分/HDV
XCREAMレンタル(ストリーミング)配信7日間
音楽:Weekday Sleepers、奥平進介、HOSTESS、GALAXIEDEAD
監督:カンパニー松尾
プロデューサー:杉原永純
企画・制作・著作・配給・宣伝:カンパニー松尾
配信:ハマジム
【出演】
カンパニー松尾(AV監督)
松尾家族
山口雅(ライター)
早川瑞希(AV女優)
松本亀吉(会社員/ライター)
大橋裕之(漫画家)
ココ・パーティン・ココ(アイドル/GANG PARADE)
山下敦弘(映画監督)*NEW
渡辺靖典(トマト農家)
澤田英敏(澤田酒造)
稲田俊輔(料理人/ERICK SOUTH)
阿武野勝彦(東海テレビ)
圡方宏史(東海テレビ)
伏原健之(東海テレビ)
今村彩子(映画監督)
武部敬俊(LIVERARY)
東英男(CRAMP)*NEW
花村映実(モデル)
坪井篤史(シネマスコーレ)
永吉直之(シネマテーク)
池田さん(フリーター)
森田裕(TOKUZO)
奥平進助(大学生)
野田くん(会社員)
小林芽生(フリーター)
堀部俊仁(刈谷日劇)
堀部昭広(刈谷日劇)
KAORIさん(会社員)
岩淵弘樹(映像作家)
岩瀬貴己(建設業/森 道 市場 主催
大島さちえ(食品販売)
大竹敏之(ライター)
高嶺格(アーティスト)
池田康寿(大学生)
ちび(猫)