誰もが一度はその作品を手にしたことのある作家・吉本ばなな。国内はもちろん、翻訳された数多くの小説は海外でも高い人気を誇り、世界中の読者を魅了。 インタビューで吉本ばななは、『これまで書いた自分の作品の中で、いちばん好きです。これが書けたので、小説家になってよかったと思いました。』――著者自らがそう語る最高傑作、「デッドエンドの思い出」が待望の映画化となり、2019年2月2日(土)に愛知・シネマスコーレで先行公開、2019年2月16日(土)より順次劇場公開。
本作は韓国と日本を舞台にし、日韓共同製作で紡ぐ物語。 主人公・ユミを演じたのは、韓国のアイドルグループ少女時代のチェ・スヨン。ユミを暖かく見守り、癒し、同時に自分の過去を清算していこうとするカフェのオーナー・西山に、名古屋発エンターテイメントグループ、BOYS AND MENの田中俊介。 本作でメガホンをとったのは、本作が長編デビューとなるチェ・ヒョンヨン監督。
今回、名古屋キャンペーンでヒロインを演じたチェ・スヨンさん、田中俊介さん、チェ・ヒョンヨン監督を迎えた会見が開かれた。名古屋を舞台にした映画の撮影エピソードを訊いた。
▲左からチェ・ヒョンヨン監督、チェ・スヨンさん、田中俊介さん
▲左からシネマスコーレの木全純治さん、チェ・ヒョンヨン監督、チェ・スヨンさん、田中俊介さん、プロデューサーのイ・ウンギョンさん
▲左から韓国のアイドルグループ少女時代のチェ・スヨンさん、BOYS AND MENの田中俊介さん
STORY
30歳を目前にしたごく普通の日々を送っていた韓国人女性・ユミ(チェ・スヨン)。ひとつだけ気にかかっている事があるとすれば、仕事で名古屋へ行ってしまった婚約者テギュとの未来だった。そんなユミはふと思い立ち、テギュに会いに名古屋へと向かう。久々の再会を待ちわびていたユミが、テギュのアパートで見たのは、見知らぬ女性の姿だった。突然知らされたテギュの裏切りに絶望し、あてもなく街をさまようユミ。そんな彼女がたどり着いたのは、エンドポイントという名のゲストハウスを兼ねた古民家カフェだった。エンドポイントのオーナー・西山(田中俊介)は不思議な存在感でユミに寄り添い、カフェに集うちょっぴりおせっかいな常連客たちも傷ついたユミの心をゆっくりと癒していく。そして西山の心の傷に触れた時、ユミの中で確実に何かが変わり始めた……。
DATA
⬛︎出演:チェ・スヨン(少女時代) 田中俊介(BOYS AND MEN) 他
⬛︎原作:よしもとばなな『デッドエンドの思い出』(文春文庫刊)
⬛︎監督:チェ・ヒョンヨン
⬛︎配給:アーク・フィルムズ
(C)2018 「Memories of a Dead End」 FILM Partners
2018年12月14日(金)AM11:00オープン!
cafe エンドポイント
名古屋市中村区名駅南2-3-10
TEL.070-4137-1945
https://www.instagram.com/endpointcafe_nagoya/