
世界中を沸かした〔超問題アリ〕ベストセラーが原作の映画『帰ってきたヒトラー』が、6月より全国順次公開、名古屋エリアでは、TOHOシネマズ名古屋ベイシティ、伏見ミリオン座ほかで公開することが決定!
歴史上〈絶対悪〉であるヒトラーが現代に甦り、モノマネ芸人と誤解されて引っ張り出されたテレビの世界で大スターになるという大胆不敵な小説が、2012年にドイツで発売。絶賛と非難の爆風をくぐり抜け、国内で200万部を売り上げ、世界41カ国で翻訳、権威あるタイムズのベストセラーリストでも堂々NO.1に輝いた問題小説が、まさかの映画化!ドイツではディズニーの大ヒットアニメ『インサイド・ヘッド』を抑えて第1位を獲得。
主役を演じるのは、リアリティを追求するために選ばれた無名の実力派舞台俳優オリヴァー・マスッチ。ヒトラーに扮した彼が街に飛び込み、実在の政治家や有名人、果てはネオナチと顔を合わせるというアドリブシーンを盛り込んだセンセーショナルな展開と、原作とは違う予測不能な結末は、一大ブームを巻き起こした。第二次世界大戦から70年が経ち、全てが変わった現代社会で、あの頃と変わらぬ思想とともに生きる男が繰り出すギャップに笑い、かつて熱狂的に支持された、誰よりも愛国心に富んだまっすぐな情熱に惹かれ、正気と狂気の一線を見失う。今回解禁されたポスタービジュアルは、マイクに向かうヒトラーの横に「21世紀の諸君、お待たせしました」というセリフや「笑うな危険」の文字が配され、ブラックユーモア満載の映画内容を想起させるビジュアルに仕上がっている。
『帰ってきたヒトラー』2016年6月、TOHOシネマズ名古屋ベイシティ、伏見ミリオン座にてROADSHOW
STORY
ヒトラーの姿をした男が突如街に現れたら?「不謹慎なコスプレ男?」顔が似ていれば、「モノマネ芸人?」。リストラされたテレビマンに発掘され、復帰の足がかりにテレビ出演させられた男は、長い沈黙の後、とんでもない演説を繰り出し、視聴者のドギモを抜く。自信に満ちた演説は、かつてのヒトラーを模した完成度の高い芸と認識され、過激な毒演は、ユーモラスで真理をついていると話題になり、大衆の心を掴み始める。しかし、皆気づいていなかった。彼がタイムスリップしてきた〈ホンモノ〉で、70年前と全く変わっていないことを。そして、天才扇動者(ルビ:アジテーター)である彼にとって、現代のネット社会は願ってもない環境であることを―。
DATA
監督:デヴィッド・ヴェンド
出演:オリヴァー・マスッチ ファビアン・ブッシュ クリストフ・マリア・ヘルプスト カッチャ・リーマン
原作:『帰ってきたヒトラー』ティムール・ヴェルメシュ著(河出文庫 訳:森内薫)
原題:Er ist wieder da/2015年/ドイツ映画/116分/カラー/ビスタ/5.1chデジタル/字幕翻訳:吉川美奈子
配給:ギャガ
公式サイト
(C)2015 MYTHOS FILMPRODUKTION GMBH & CO. KG CONSTANTIN FILM
#エーガね