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ピクサー創立30周年!『アーロと少年』来日記者会見REPORT

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3月12日(土)より全国公開するディズニー/ピクサー最新作『アーロと少年』。日本公開に先駆け、本作で長篇監督デビューを飾った、ピクサー初のアジア系監督とな る期待の若手、ピーター・ソーンと、ILM で『スター・ウォーズ/エピソード3』の制作を務めるなど華麗な前歴を持つプロデューサーのデニス・リームと共に来日し、記者会見を行った。

2016年はピクサー・アニメーション・スタジオ創立30周年となる記念すべき年の“ピクサー・イヤー”!また、会見当日の 2月4日はちょうどピクサー30周年を迎えたその日ということが判明!そんな記念すべき年に、本 作で長編監督デビューを飾ったことについて監督は「子供の時、母親と一緒に『ダンボ』観に行き、韓国からアメ リカに渡ってきたばかりでまだ言葉がよくわからないのに感動して涙を流す母の姿に、アニメーションの持つ力を を知りました。まさに今作で、言葉を超えた絆・友情を描けたことを誇りに思っています」と自身の思い出と重ね 合わせ熱く本作への想いを語った。『トイ・ストーリー』そして今作『アーロと少年』と、友情の歴史を描き続けて きた秘訣は?と聞かれたプロデューサーのデニス・リームは、「ピクサーのクリエイターたちが一つ一つのシーンを 情熱をもって描いてきたからこそ、そこに本当の感動、本当の絆が生まれるのです」と30周年を迎えるピクサー の友情の歴史を語った。

会見後半には、アーロのママ役の安田成美さん、アーロ役の石川樹君、アーロが冒険で出会う T レック ス一家を演じる松重豊さん(ブッチ役)、八嶋智人さん(ナッシュ役)、片桐はいりさん(ラムジー役)、ら豪華日 本語吹替版キャストが登場!!「こんな素晴らしい作品を作った監督さんは、どんな方なんだろうとお会いしたく 思っていました。とても温かいハートの方とわかってとてもうれしいです!」と安田さんが監督の印象を語ると、監督は「日本語はわからないですが、皆さんが心を込めて演じてくださったことがわかりました。パーフェクトな仕事 をしてくださって、とても感謝しています。」とお互いを激賞しあい、和やかなムードに包まれた。

種族の違いを超えてアーロとスポットが絆・友情を深めていく本作にちなみ、日本語吹替版キャストから、友情の証=友チョコとして、巨大チョコエッグケーキのプレゼント!なんと卵の中にはアーロとスポットが!心がこも った素敵なプレゼントにピーター・ソーン監督、デニス・リームは大感激!安田さんからの「友達になってくれますか?」の言葉に「もちろん!ピクサーに遊びに来てください!!」と“ア ーロとスポット”のような友情が生まれた。最後に監督から、「ピクサーみんなで愛をこめて作った作品です。 家族、愛、そしてもちろん友情を描いた作品です。友情を通して強くなっていくアーロの姿をぜひ劇場でご覧くだ さい」と公開を楽しみに待っているファンへのメッセージで、会見は幕を閉じた。

「アーロと少年」来日記者会見REPORT
◉日程: 2 月4日(木)●会場:スターライズタワー/スタジオアース
◉登壇:ピーター・ソーン(監督)、デニス・リーム(プロデューサー)
◉日本語吹替版キャスト(敬称略):安田成美(アーロのママ役)、松重豊(ブッチ役)、 八嶋智人(ナッシュ役)、片桐はいり(ラムジー役)、石川樹(アーロ役)

ピーター・ソーン(監督)「大好きな日本にピクサーを代表して、『アーロと少年』をこうした形でご紹介できて大変光栄に思っています。 父が日本生まれということもあり、幼少から数多くの日本のアニメーション、映画を見てインスピレーションを受けて育 ってきていました。特に宮崎駿、黒澤明、小津安二郎の作品や、大友克洋の「AKIRA」を見ていました。
『アーロと少年』にも自然へのリスペクトという点でジブリ作品からは特に大きな影響を受けています。 怖がりな恐竜の少年アーロが、少年スポットと出会い 2 人で前に進んでいくという友情の物語をぜひ楽しんでいただき たいです。今回は素晴らしい日本語吹替版キャストの皆さんに今作に参加いただき、大変光栄に思っております」


デニス・リーム(プロデューサー)「こうして日本の皆さんに温かく迎えられて大変うれしいです。日本に来て、ジョン・ラセターから新宿のロボット・レス トランを進められていきました。また、明治神宮にも行きました。建築も含め、日本の方の美への追求という点には大き くインスピレーションを受け、ピーターと「次回作のリサーチトリップで日本に来よう!」と話しておりました。 映画の中で特に印象的なシーンは、2 人が鳥の周りを走りながら、雲を抜けていくシーンです。2 人の友情が感じられて 素晴らしいシーンです」

安田成美(アーロのママ役)「大きな心で子供と家族を見守るアーロのママ役を演じた安田成美です。 こんな素晴らしい作品に参加できてとても嬉しいです この作品で描かれているように、友情とはお互いを信じることです。お互いのキャラクターを尊重しながら、信じあうこ とで友情は保てると思います」

松重豊(ブッチ役)「T レックス一家の父親ブッチ役を演じた松重豊です。 もし恐竜が絶滅していなかったら、牛を飼っていたかもしれないというユニークな設定で、一見怖そうだけど実は・・ というキャラクターです。(種族が違うアーロとスポットがいつまでも一緒にいられるのか?という点がポイントの本作 に併せて、友情のために大事なことは?という問いに)友情とは相手を許すこと。アーロとスポットがお互いに「許しあう」姿に思わず号泣してしまいました。この作品のようにお互いが許しあう心を持てば、例えば国同士などの複 雑な関係でも、友情が成立するのではないか?と思いました」

八嶋智人(ナッシュ役)「T レックス一家の息子ナッシュ役を演じました八嶋智人です。 ずっこけていて抜けているけど、どこか憎めなくて父と姉を心から愛しているキャラクターです。
(お気に入りなシーンは?との問いに)ペットコレクターが出てくるシーンです。英語版では監督が声の出演をしている と聞きました。ネイティブ・アメリカンを思わせるような彼のキャラクターはユーモアがあるのですが、「自然と人間の 調和」などいろんなテーマを教えてくれるシーンですね。(本作の重要なテーマである「友情」の為に大事なことは?という問いに)許すということです。許すためには、自分を 肯定できるようになると、相手も肯定できるようになるんです」

片桐はいり(ラムジー役)「T レックス一家の娘ラムジー役を演じました片桐はいりです。
松重さんとは誕生日 1 日違いの同い年なんですけど、今回は娘役ということで(笑) 実は芸名の由来が「アルプスの少女ハイジ」から来ているくらい好きなんですけど、 今作には「ハイジ」を思わせる山が見えてくるシーンがあってそこが印象的でした」

石川樹(アーロ役)「アーロ役を演じた石川樹です。怖がりで臆病なアーロが初めての友達スポットと出会って勇気を出していくところを心を込めて演じました。(お気に入りのシーンは?との問いに)アーロが卵から出てくるシーンです。生まれた時から臆病で弱虫なアーロのキャ ラクターが出ていて、おもしろいと思いました」

『アーロと少年』2016年3/12(土)→ミッドランドスクエアシネマほか



公式サイト

(C)2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.



#エーガね


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