
ナチスに没収された伯母の肖像画、グスタフ・クリムトが描いた世界的名画「黄金のアデーレ」を取り戻すため、オーストリア政府を相手に実際に起こった裁判と、クリムトの名画にに秘められた数奇な物語を、アカデミー賞女優ヘレン・ミレン主演で描いた希望と感動の実話ヒューマンドラマ『黄金のアデーレ 名画の帰還』。
公開前週3日間に渡って行われた一般試写会。来場者は目の肥えた映画ファンを中心に幅広い年代が集まり、男女比は約3:7。客層は女性のお友達同士が過半数を占める中、ご夫婦・カップルも3割程度。NAGOYA試写室では、お1人様が伏見ミリオン座と比較して多く、エンドロールが流れても、ほとんどのお客様が席を立たれることはなかった。鑑賞後はどちらの会場でも感動して涙を流す女性客が見受けられた。


『黄金のアデーレ 名画の帰還』来場者コメント
11/18(水)@伏見ミリオン座(キャパ160名)
▶初めから緊張感があり、どんどん引き込まれてすごくよかった。音楽もよかった。ナチスに久しぶりにふれてムッときたけど、マリア役の人ステキでした。(25歳・女性)
▶画面が美しかった。迫力があり、すばらしかった。(32歳・男性)
▶ヘレン・ミレンはかっこいいです。(44歳・女性)
▶とてもよかったです。実話だと思い、絵もステキでした。(59歳・女性)
11/19(木)@NAGOYA試写室(キャパ50名)
▶みることができて幸いでした。ありがとうございました。(40歳・男性)
▶過去と現在がすばらしい描写でとても素敵な映画。胸がドキドキ、感動しました。その時代に入り込んでしまいました。(43歳・女性)
▶NYにアデーレの肖像を観に行きたくなりました。あの絵がもし、オーストリアを代表する名画でなかったら、どうたっただろうと考えました。おもしろかったです。(39歳・女性)
▶自分のルーツをたどる旅。実話だけに重みがありました。迷いながらも一歩踏み出した勇気に励まされました。(40代・女性)
▶2人がお金の為でなく、自分自身のルーツ、家族愛に突き動かされたことを痛切に感じました。(50代・女性)
▶素晴らしい映画でした。(62歳・男性)
▶「強い信念が正義を動かす」歴史は時として残酷な仕打ちをしますが、それを正すのは今を生きる私たちの使命でもある、と感じました。まず歴史を知らねば。(22歳・女性)
▶単に絵を取り戻す話だと思ったけど、ナチのユダヤ人に対する差別や虐げるのをみて、もっと多くの人に観てもらいたいと思った。ウィーンの美しい街並みも印象に残った。いい映画だと思います。(55歳・女性)
▶映画と音楽が非常にマッチしていて心に残った。(60歳・男性)
11/20(金)@NAGOYA試写室(キャパ50名)
▶テンポが小気味よく、大変面白かったです。あの絵にそんな歴史があったとは知りませんでした。(53歳・女性)
▶現在と過去のフィードバックの仕方が巧妙だった。(28歳・男性)
▶正当な判決となったのには驚きました。このような実話があるのに感動し、映画自身もよかった。(56歳・男性)
▶クリムトの話かと思いましたが、絵の返還が人の歴史であったのが、予想外でした。とても考えさせられる映画でした。(32歳・女性)
▶クリムトの作品は「接吻」しか知りませんでしたが、この映画でほかの作品を知れてよかったです。ナチスの理不尽な行いとそれを隠すウィーン。なんともひどい話です。ですが、ヘレン・ミレンはさすがに凄い女優だと感じました。とてもよい映画でした。(35歳・女性)
▶言葉でうまく表せないのですが、過去のあやまちにやってみないと気付くことができないという事をしみじみ感じ、とてもよかったです。(44歳・女性)
▶商業的な映画も大好きだけど、こういう映画はみるべき。主演女優がとってもよい。(32歳・女性)
▶彼女の過去と現実を繋げる演出がとてもよく描かれていた。(46歳・男性)
▶このような出来事があったのを始めて知った。彼女がなぜ手に入れたかったのかが、丁寧に描かれていた。(39歳・男性)
▶戦後50年。はるか昔のことだと思っていたが、家族のことと思うと、ほんの少し前のことだと心につまされた。幸せな家族を引き裂いた戦争。(50歳・男性)
▶品位を感じる映画!過去10年にみた映画の中で1番のお気に入りになりました。(28歳・女性)
▶ヘレン・ミレンはどの映画でもぴたりと役が決まる得がたい女優だと思う。(49歳・女性)



STORY
マリア・アルトマン、82歳。アメリカに暮らす彼女がオーストリア“政府”を訴えた。それは“オーストリアのモナリザ”と称されるクリムトの名画を「私に返してください」という驚きの要求だった。クリムトが描いた、黄金に輝く伯母・アデーレの肖像画は、第二次世界大戦中、ナチスに奪われたもので、正当な持ち主である自分のもとに返して欲しいというのが、彼女の主張だった。大切なものすべてを奪われたマリアが、名画よりも本当に取り戻したかったものとは──? 最後に明かされる真実が、前へと進む力をくれる希望と感動の実話。
DATA
◉監督/サイモン・カーティス
◉出演/ヘレン・ミレン、ライアン・レイノルズ、ダニエル・ブリュール、ケイティ・ホームズ、タチアナ・マズラニー…ほか
マリア・アルトマン、82歳。アメリカに暮らす彼女がオーストリア“政府”を訴えた。それは“オーストリアのモナリザ”と称されるクリムトの名画を「私に返してください」という驚きの要求だった。クリムトが描いた、黄金に輝く伯母・アデーレの肖像画は、第二次世界大戦中、ナチスに奪われたもので、正当な持ち主である自分のもとに返して欲しいというのが、彼女の主張だった。大切なものすべてを奪われたマリアが、名画よりも本当に取り戻したかったものとは──? 最後に明かされる真実が、前へと進む力をくれる希望と感動の実話。
DATA
◉監督/サイモン・カーティス
◉出演/ヘレン・ミレン、ライアン・レイノルズ、ダニエル・ブリュール、ケイティ・ホームズ、タチアナ・マズラニー…ほか
11月27日(金)よりTOHOシネマズ名古屋ベイシティほかROADSHOW
公式サイト
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