処女作『老人ファーム』で兄弟独自の世界観を見事に作り上げた、兄・三野龍一が監督、弟・三野和比古が脚本を担当する、兄弟映画制作チーム「Mino Bros.」。その第二作目は、母と妹を守るため、父親に手をかけてしまった男が主人公。犯罪者として社会復帰した後、厳しい扱いを受けながらも、希望を掴もうともがく姿を描く。半田周平が主演を務め、梅田誠弘、赤間麻里子、坂田聡、大谷麻衣、中藤契らが共演する。
今回、公開3日目の6月19日(日)にセンチュリーシネマで舞台挨拶が行われ、主演の半田周平さん、共演の梅田誠弘さん、鳥居功太郎さん、そして三野龍一監督が登壇!
<NOW EDITING>
▲半田周平さん
▲梅田誠弘さん
▲鳥居功太郎さん
▲三野龍一監督
『鬼が笑う』
2022年6月17日(金)よりセンチュリーシネマにてROADSHOW
STORY
親父の暴力から母・妹(家族)を守るために親父を殺めてしまった正義感の強い石川一馬は、長い刑期を経て更生保護施設で生活を始める。更生施設で無気力に生活し、職場のスクラップ工場では「人殺し」と呼ばれるが、反論をせず、ただ淡々と業務をこなす。無為に日々を過ごす中で、長男として家族をまとめることが自分の生きがいとなっていた。家に引きこもる母を心配し、一馬は足繁く母親のアパートに尋ねるが、母にはお前が家族を壊したんだと追い返される。一馬は自分にできることはもう何もないのだと全てを諦めかけていた。ある日スクラップ工場で、外国人労働者へのいじめに巻き込まれる。みんなが見て見ぬふりをしている中、なりふり構わず、止めに入った中国人労働者の劉の姿に一馬は目を覚めさせられる。劉と交流する中で、自分が望む幸せの為に、一馬はもう一度立ち向かっていく…。
DATA
●監督:三野龍一
●脚本:三野和比古
●プロデューサー:三野博幸
●出演:半田周平、梅田誠弘、赤間麻里子、坂田聡、大谷麻衣、岡田義徳、鳥居功太郎…ほか
(C)2021 ALPHA Entertainment LLP「鬼が笑う」