7人組ユニット・7ORDERの阿部顕嵐が、ついに長編映画初主演を飾る。記念すべき第一歩に選んだのは、観る者すべてを巻き込む“バイオレンス×再生”の青春エンターテインメント『ツーアウトフルベース』。クエンティン・タランティーノやガイ・リッチーを彷彿とさせる時代&時制シャッフルを駆使したハイテンポ&ハイテンションのセカンドチャンス劇。この二死満塁からのハードな大逆転は、日本中の、いや世界中の映画ファンの胸にドストライクで突き刺さる。
堕落の日々を送るもバンド活動を夢見てもがく元高校球児のイチに扮するのは、映画初主演の阿部顕嵐。次から次へと訪れるピンチに翻弄されながらも立ち向かっていく様を、堂々たる演技で体現し新境地を開拓した。そしてイチの野球部時代の相棒で、もはや腐れ縁のハチを板垣瑞生がバディ感を持って受けて立つ。お調子者だが情に厚いハチ像をユーモア交じりに表出。俳優としての図抜けたセンスと反応の良さを見せつける。さらに、元野球部のマネージャーで今では同じくジャンキーの早紀をモーニング娘。OGの工藤遥、ヤクザの組長を渋川清彦、不良グループのリーダーを後藤剛範が熱演。企画プロデュースを務めた新羅慎二も謎の男アントニオ役で怪演を披露し、7ORDERの諸星翔希が売人を演じるなど贅沢なメンツが集結した。
脚本を提供したのは、映画『ミッドナイトスワン』(20)で映画賞を総なめにした内田英治。内田が長年温めてきたハイテンションストーリーを、長編映画2作目となる賢才・藤澤浩和が演出し、1作目とは一転、熱くも可笑しいブラザーフッドを描き出す。
7ORDERが歌う新羅慎二と大沢伸一書き下ろしの主題歌「レスポール」がエンディングを飾る時、イチとハチに残ったものとは…。 青春時代に禍根を残す男ふたりの“青春”エンターテインメント!
今回3月27日(日)、109シネマズ名古屋で公開記念舞台挨拶が行われ、主演の阿部顕嵐、板垣瑞生、そしてメガホンをとった藤澤浩和監督が登壇!
『ツーアウトフルベース』
2022年3月25日(金)より109シネマズ名古屋ほかROADSHOW
STORY
甲子園出場という破れた夢を引きずり、堕落したジャンクな日々を送る元高校球児のイチとハチ。ドラッグと高級アメ車に手を伸ばしたことからハプニングが大勃発!最強ヤクザと最恐の不良、さらにはポンコツ刑事にまで追いかけられる人生最悪の1日を疾走するハメになる。
DATA
●監督・脚本:藤澤浩和
●主題歌:7ORDER「レスポール」(日本コロムビア)
●出演:阿部顕嵐、板垣瑞生、工藤遥、諸星翔希、渡部龍平、趙珉和、宮崎秋人、成松修、佐野和真、新羅慎二、カトウシンスケ、後藤剛範/渋川清彦…ほか
●配給:東映ビデオ
PG12
(C)2022「ツーアウトフルベース」製作委員会