観客が恐怖した舞台公演から20年、映画化不可能と言われた「劇場占拠事件」を世界三大ファンタスティック映画祭のひとつ、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭アジア部門グランプリ受賞監督の藤井秀剛が映画化。<年齢と共に夢を追う事が難しくなる現代社会>を描いた本作は、29歳の若者にスポットを当て、「光と影」「希望と絶望」の狭間でもがき苦しむ姿を<交差=インターカット>させて描く<狂乱>の青春クライム・スリラー。
今回、12月12日(日)に、名古屋・センチュリーシネマで舞台挨拶が行われ、主演の越智貴広さん、藤井秀剛監督、出演者でもあり、今回司会を担当した納本歩さんが登壇。
REPORT
<NOW EDITING>
『半狂乱』
2021年12月10日(金)よりセンチュリーシネマにてROADSHOW
STORY
劇場に集まった200名の観客が人質にされた。出演者たちが劇場を占拠したのだ。一体彼らに何が起きたのか?半年前、役者達は“苦悩”していた。夢へまい進する一方、社会は決して優しくない。追い詰められた彼らが下した一世一代の決断。それは全てを賭けた舞台公演の為の強盗計画だった。
DATA
●監督・脚本・撮影・編集:藤井秀剛
●出演:越智貴広、工藤トシキ、山上綾加、山下礼、望月智弥、美里朝希、田中大貴、宮下純、種村江津子
●配給・宣伝:POP
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