映画『ゾッキ』の製作の舞台裏を描いた、篠原利恵監督のドキュメンタリー映画『裏ゾッキ』公開日が2021年5月14日(金)から公開!また、5月20日(木)に閉館するミニシアター「アップリンク渋谷」の最後の新作興行作品となることも決定し、“交互上映のルーツ”であるアップリンク渋谷、伏見ミリオン座、刈谷日劇から『ゾッキ』との交互上映をスタート!
今回、映画『裏ゾッキ』の公開を記念して、5月27日まで連日登壇イベントを実施!
映画『ゾッキ』『裏ゾッキ』の交互上映トークイベント「秘密の集会今こそ愛だ」が5月17日、東京・渋谷にあるミニシアター・アップリンク渋谷で行われ、『ゾッキ』監督&企画の竹中直人と、竹中演出パート『父』出演者の輝有子(母役)、渡辺佑太朗(マサル役)が出席した。
独特な世界観を持つ原作漫画について輝は「これをどのように映画化するのだろうか?しかも竹中直人さん、山田孝之さん、齊藤工さんの3人が監督で…」と当初は「?」だったというが、完成作に「すべてのストーリーが緩~く温かく繋がっていて、楽しくも心が温かくなる。新しい映画だと思った」と納得の表情。
一方、渡辺は「原作の持つ、なんとも言えない世界観を果たして実写で表現できるのだろうか?と思ったけれど、完成作はまさに『ゾッキ』だった。緩やかに物語が進み、そしてどこかにいそうでいなさそうな人たちが出てきて。本当に面白い映画だと思った」と当初の不安は杞憂に終わったという。
竹中監督は「監督作は9本目なので、それなりの客観性を持って観たつもりだけれど、本当にいい映画だと思っています」と手応え。しかし完成前のラフ編集時での試写では「観るのにもの凄く緊張しました。ほかの二人がどのように撮っているのかわからなかったし、原作者の大橋裕之さんも同席されていましたから。あの時の緊張感を思い出すと、いまだに肩がコリます」と尋常ならざるプレッシャーを感じていたようだ。
原作を初めて読んだ2018年の段階で「音楽はChara!」と一択だったという竹中監督。「Charaとは2018年に久々に会って、その頃から『ゾッキ』で音楽をやってもらいたいと思っていました。Charaしか考えられず、最高のミュージシャンが揃ったと思う。サントラも発売しているし、なんとアナログ盤もある。ちなみにアナログ盤は自分でちゃんと買って、自宅に飾っています」とご満悦だった。
またロケ地となった愛知県蒲郡市については「食べ物も美味しいものばかり。居心地もとてもよくて、本当にいい町だった」(竹中監督)、「温かい人たちばかりで、空気も綺麗で静かでした」(輝)、「綺麗な場所でした」(渡辺)と、魅力たっぷりの場所であると異口同音に口にしていた。
■チケット販売:⠀
・オンライン予約(アップリンク会員・一般):上映前日の20:00より販売⠀
・劇場窓口:上映当日の9:30より販売⠀
・詳細は劇場HPをご覧ください。 ⠀
https://shibuya.uplink.co.jp/⠀
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DATA
●撮影・編集・監督:篠原利恵
●音楽:重盛康平
●題字:大橋裕之
●出演:蒲郡市の皆さん、竹中直人、山田孝之、齊藤工 ほか
●ナレーション:松井玲奈
●主題歌:竹原ピストル「全て身に覚えのある痛みだろう?」(ビクターエンタテインメント)
●製作:映画「裏ゾッキ」製作委員会
●企画:伊藤主税、山田孝之
●プロデューサー:牧有太 撮影:藤枝孝幸
●制作:テレビマンユニオン
●制作協力:and pictures
●配給:イオンエンターテイメント
●支援:映画「ゾッキ」製作委員会/映画「ゾッキ」蒲郡プロジェクト委員会 後援:蒲郡市
(C)2020「裏ゾッキ」製作委員会
DATA
●出演:吉岡里帆 鈴木福 満島真之介 柳ゆり菜 南沙良 安藤政信 ピエール瀧 森優作 九条ジョー(コウテイ) 木竜麻生 倖田來未 竹原ピストル 潤浩 松井玲奈 渡辺佑太朗 /石坂浩二(特別出演)/松田龍平/國村隼
●監督:竹中直人 山田孝之 齊藤 工
●原作:大橋裕之「ゾッキA」「ゾッキB」(カンゼン刊)
●脚本:倉持裕
●音楽監督:Chara
●主題歌:「私を離さないで」Chara feat. HIMI
●宣伝:ガイエ
●配給:イオンエンターテイメント
(C)2020「ゾッキ」製作委員会