2020年、コロナ禍の影響でエンターテインメントの興行がことごとく中止。演劇も同じように中止となった。その状況を打開すべく、大型商業施設の屋外駐車場を舞台に、車内から観劇する新しい演劇「ドライブインステージ」を立ち上げたのが演劇パフォーマンスユニット「円盤ライダー」による「ざ☆ロード ショー」だ。今回、東京のテレビ番組制作会社の撮影、編集含めての全面協力で「ざ☆ロードショー」が映画として生まれ変わった!!
★お客様がいない状態で全シーン再撮影!
★演者のドアップや新しいシーンが追加っ!!
★新たな役を加えキャスト12人フル参加!!
★そして劇場版とは異なるエンディング!?
等々、映画ならではの要素が盛りだくさん!俳優陣も渾身の演技で、とある町役場で立ちあがった映画企画に右往左往する人々を熱演する。
今回、5月14日(金)より伏見ミリオン座にて『ざ☆ロードショー』の公開を記念し、演劇・舞台挨拶付き上映の開催が実施された。
STORY
舞台は、とある街(星ノ巻町)の大型商業施設の駐車場。
先が見えない昨今の影響で、町は廃れ気味・・・。
そこで、白羽の矢が立ったのは、星ノ巻町町役場の町おこし担当の、須藤かおり。
先輩に「この町を舞台に映画とか撮ったら?」
この一言で、右も左もわからない彼女は動きだす。
監督は、町にある小さな制作会社を営んでいる御嶽哲也。
助監督には、御嶽の部下の、桜美緒。
脚本家には、町長の親戚にあたる作家を道楽でやっているボンボンの、浅井一(コネ)
主演俳優は、劇団パンプキンデラックス(地元の小さな劇団)座長の、弾丸ブロッサム。
そして、ヒロインには星ノ巻出身のワガママ大女優、三井マリノ・・・。
その敏腕若手マネージャー、赤井洋子。
悪役には、町役場の立川正二&増田一樹。(素人)
ロケの立ち合い?として、警備員の黒田仁さん・・・。
舞台(ロケ地)は、駐車場・・・!
超低予算で組まれた、町おこしの映画企画。
くせ者だらけで「全員」しどろもどろ・・・、
笑いあり、すれ違いあり・・・悔し涙あり!?
果たして、映画なんて撮れるのか!?
DATA
脚本・演出:ばんたくや
映像監督:こんひろし(Wonder Creators)
出演:渡部将之・憲俊・渡邉一正・殿・山口雅也・ごとーあきら・最上愛麗