一人の日本人が独学で作り始め7年間かけて完成させ、世界の映画賞を席捲した、壮大な SF ストップモーションアニメ『JUNK HEAD』。〈本職は内装業〉という驚愕ワードをひっさげて、アニメーション界に突如出現した孤高のクリエイター、堀貴秀。総ショット数約14万コマ、フィギュアはすべて手作りという狂気の愛と熱量で完成させた作品は、北米最大のジャンル映画祭の呼び声も高いファンタジア国際映画祭で最優秀長編アニメーション賞を奪取! さらに『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞 に輝いたギレルモ・デル・トロから、同じ高みを目指す才能として激賞された。マニアックなのに壮大な世界観と、不気味だけどかわいいキャラクターに中毒者が続出した、最高のディストピア!? が遂に海外から逆輸入上映を果たす!
今回、絶賛公開中の名古屋のセンチュリーシネマで2021年4月3日(土)に舞台挨拶が行われ、堀貴秀監督が登壇!
STORY
環境破壊が止まらず、もはや地上は住めないほど汚染された。人類は地下開発を目指し、その労働力として人工生命体マリガンを創造する。ところが、自我に目覚めたマリガンが人類に反乱、地下を乗っ取ってしまう。
それから 1600 年──遺伝子操作により永遠と言える命を得た人類は、その代償として生殖能力を失った。そんな人類に新種のウイルスが襲いかかり、人口の 30%が失われる。絶滅の危機に瀕した人類は、独自に進化していたマリガンの調査を開始。政府が募集した地下調査員に、生徒が激減したダンス講師の“主人公”が名乗りを上げる。地下へと潜入し、〈死〉と隣り合わせになることで命を実感した主人公は、マリガンたちと協力して人類再生の道を探る。今、広大な地下世界の迷宮で、クセ者ぞろいのマリガンとの奇想天外な冒険が始まる!
DATA
●監督・原案・キャラクターデザイン・編集・撮影・照明・音楽:堀貴秀
●音楽:近藤芳樹
●制作:やみけん
●配給:ギャガ
●製作:MAGNET
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