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芦田愛菜、6年ぶりの実写映画主演作『星の子』 メイキング映像・メイキング画像を公開!

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 芦田愛菜の6年ぶりとなる待望の実写映画主演作『星の子』。本作で芦田が演じるのは、撮影時の自身と同じ中学三年生の少女・ちひろ。“あやしい宗教”を深く信じている両親のもとで過酷な青春に翻弄されるちひろの複雑な表情を圧倒的な演技力で表現し、本格女優へと進化した新しい芦田愛菜を魅せる。

 

 

 この度、メイキング画像・メイキング画像が公開となり、芦⽥愛菜ら豪華キャスト陣が⼤森⽴嗣監督の撮影現場と魅⼒を語った。

 

メイキング映像・画像

 

 

 映画『星の⼦』の撮影は2019年12月21日から約1か月かけて⾏われた。本作の舞台は⼤きく分けて3つある。ちひろが住む街や家と、学校、そして宗教施設である。それぞれ屈強な共演陣が待ち受けており、それはさながら主人公ちひろが各ボスキャラと向かい合いながらゴールを目指すロールプレイングゲームのようだった。優れた俳優たちの競演によって⽣まれるシーンの⼀つ⼀つを贅沢に味わえることも、本作の魅⼒を⼤きく形成する要素だ。今回、そんなボスキャラさながらのキーパーソンを演じたキャストへの⼤森監督の演出シーンを交え、キャストが⼤森

監督の魅⼒について語るメイキング映像が公開となった。

 

 

 主人公ちひろを演じた芦⽥愛菜は、「監督の『よーい、スタート』というかけ声がすごく好きです。シーンによって変わるんですね」と語る。確かに、ちひろが街を駆け抜けるシーン、自宅でのシーンなどを観ると、それぞれで『よーい、スタート』というかけ声が違うのがわかる。「そのかけ声によってシーンの雰囲気が作られ、お芝居をしなきゃ、という気にならずに、とてもスムーズにそこから始まっていくような気がします。すごく好きです」と続ける。

 

 

 家で緑のジャージを着てちひろを待つやさしい父親役の永瀬正敏も、⼤森監督と言えば、「『オッケー︕』という声ですね」と言う。「そのジャッジが早い︕ということはそのシーンが的確に⾒えてらっしゃるということなので、余計なものを撮らないというのが気持ちよかったですね。映画監督で『スタート』と『カット』の声が良い人っていうのは演者としても気持ちいいですよね」と加えた。⺟親を演じた原⽥知世は、「あまり⼤げさではなく、自然な出来るだけ⼒を抜いたお芝居を指示される方だなと。すごく好きだなと思いました」と振り返る。

 

 

 宗教施設でちひろを待ち受ける宗教団体幹部を演じる⾼良健吾も印象的なのは、「『スタート︕』の言い方、あの入り方がすごく気持ちいいですし、『会話をしましょう』というのは、芝居の基本だと思っています」と言う。「自分たちが用意してきたものにとらわれたり縛られたりしてやるのでは、会話にはならないですから。(演じた海路さんの場合は)⼦どもたちがこういう反応をするからこうしようと、それって会話ですよね。『会話をしよう』というのは、あー、そうだよなと思いました」と信頼をうかがわせた。⾼良は、本作が4本目の⼤森監督作品となる。

 

 

 “催眠術が使えて、人が持つオーラの⾊を⾒ることができる”というもう⼀人の幹部を演じたのが⿊⽊華。『日日是好日』(18)で主演を務め、今回が2回目の⼤森監督作品出演となるが、「『日日是好日』のときと⼀緒ですが、その場の雰囲気に合わせて、どちらかというと役者のような感じでスタートとカットをかけてくださる。あと、しゃべっているときにふと⾒ると、⼀緒にセリフを言ってくれているときもあります。そういう独特な役者っぽい感覚を持っていらっしゃる方なんだなとあらためて思いました」と明かした。

 

 

 そして学校では、ちひろが⼀目惚れしたイケメン先⽣だが、手強いボスキャラと言わざるを得ない揺さぶりをかける南先⽣。演じる岡⽥将⽣は、「本当にずっとお仕事をしたくて、いつか出たいなと思っていた」と念願かなっての⼤森監督作品参加を喜んだ。「⼤森監督が現場で楽しくいてくださるのもよかったです。参加できたこと、本当に嬉しかったです」。

 

 

 図らずも多くのキャストから、「『会話を楽しむ』と言う言葉が印象的」、「『スタート』と『カット』『オッケー』の声が好き」などの声が多く挙がり、役者が気持ちよく、心地よい現場を作り出す⼤森マジックの⼀端が明らかになった。

 

 

 映像は、多くのエキストラが集まった宗教施設のシーンでの、『カット︕』、『オッケー︕』の声で終わる。その日の撮影の最後のシーンで、誰もが気持ちよく終われた雰囲気が伝わるものだ。

 

 

 本格⼥優として新たなフィールドに踏み出した芦⽥愛菜と、日本映画界を代表する実⼒派キャストが集結した、この秋最⼤の感動作『星の⼦』は10月9日(⾦)全国公開となる。

 

 

星の子
2020年10月9日(金)よりミッドランドスクエアシネマほかROADSHOW

公式サイト

 

STORY

大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろだが、その両親は、病弱だった幼少期のちひろを治した“あやしい宗教”を深く信じていた。中学3年になったちひろは、一目惚れしてしまった新任のイケメン先生に、夜の公園で奇妙な儀式をする両親を見られてしまう。そして、彼女の心を大きく揺さぶる事件が起きるー。

 

 

 

DATA

キャスト:芦田愛菜、岡田将生、大友康平、高良健吾、黒木華、蒔田彩、珠新音、永瀬正敏、原田知世  

監督・脚本:大森立嗣(『日日是好日』) 

原作:今村夏子『星の子』(朝日文庫/朝日新聞出版刊)

製作幹事:ハピネット、ヨアケ 製作プロダクション:ヨアケ、ハーベストフィルム 

配給:東京テアトル、ヨアケ

 

(C)2020「星の子」製作委員会

 


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