日本人だけではなく、全世界が震撼した東日本大震災による福島第一原発の事故。本作は、90人以上の関係者の取材をもとに綴られた門田隆将渾身のドキュメンタリー「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」を映画化したもの。原発事故当時、死を覚悟して現場に残った、地元福島出身の名もなき作業員たちの真実を描く。メガホンをとったのは、『沈まぬ太陽』などで知られる若松節朗監督で、佐藤浩市、渡辺謙ら日本映画界の名優たちが、並々ならぬ想いを胸に若松組に臨んだ。ちなみにタイトルは、福島の作業員たちが世界のメディアから“Fukushima 50”(フクシマフィフティ)と呼ばれていたことから付けられた。想像を超える被害をもたらした原発事故。現場では何が起きていたのか?何が真実なのか?浮き彫りになる人間の強さと弱さ。現場と本社、そして官邸との軋轢。東日本壊滅の危機が迫る中、死を覚悟して発電所内に残った職員たちの心境とは!?疲労困憊で心身共に追い詰められていく作業員たちの苦闘までが生々しく描かれていく。
今回、2月11日(火・祝)、ミッドランドスクエアシネマで舞台挨拶付特別試写会が行われ、佐藤浩市さん、火野正平さんが登壇!作品に寄せる熱い想いが語られた。
REPORT
<NOW WRITTING>
『Fukushima 50』
2020年3月6日(金)よりミッドランドスクエアシネマほかROADSHOW
(C)2020『Fukushima 50』製作委員会