日本人バレリーナの新たな可能性を示し、バレエ界引退後は女優として、常に第一線で活躍している草刈民代。彼女が歌手としてのファースト・ライブを開催することが決定した。‘73年からバレエを始め、’96年には空前の社交ダンスブームを巻き起こした映画『Shall weダンス?』のヒロインとして日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。以降も公演プロデュース、写真集出版、多岐にわたる活動を続けている。本公演では日本を代表する音楽家/プロデューサーの島健を音楽監督に迎え、凄腕揃いのスペシャル・バンドとともに、ジャズ、ミュージカル・ナンバー、シャンソンなど珠玉の名曲の数々をお届けする。草刈民代の新境地をお見逃しなく!
草刈民代 FIRST LIVE in NAGOYA
名古屋ブルーノートにて草刈民代 ソロライブが決定!1日2公演を開催。
⬛︎日時:2019年4月30日(火)
[1st.show] open 3:00pm / start 4:00pm
[2nd.show] open 6:00pm / start 7:00pm
⬛︎料金:MUSIC CHARGE 8,500円 メンバーズ優待価格 8,200円
⬛︎会場:名古屋ブルーノート(名古屋市中区錦3-22-20ダイテックサカエB2F
⬛︎ご予約・お問い合わせ:052-961-6311
予約受付中【WEBサイトにてインターネット購入可能】
東京都生まれ。
73年小林紀子バレエバレエアカデミーにてバレエを始め、78年橘バレエ学校入学。81年から牧阿佐美バレヱ団に参加。84年橘バレエ学校を卒業し、牧阿佐美バレエ団正団員となる。同年「恋の絲」(牧阿佐美振付)の主役に抜擢される。 87年「白鳥の湖」オデット・オディールの初役を務め、以降バレエ団の主要バレリーナとして活躍。 同年全国舞踊コンクール第一部第一位、文部大臣奨励賞を受賞。88年村松賞、89年橘秋子賞受賞。
91年、スタニスラフスキー&ネミロビッチ・ダンチェンコ劇場(モスクワ)による招聘を機に世界各地でゲストバレリーナとして客演。以降、牧阿佐美バレエ団の公演の他、レニングラード・バレエシアター、モスクワ音楽劇場、レニングラード国立バレエ、新国立劇場バレエなどにゲスト出演。特にレニングラード国立バレエには97年から09年までの12年間、ゲストアーティストとして日本国内ツアーや本拠地(サンクトペテルブルク・ロシア)での公演など、多くの公演を共にする。 81年頃から広告、TVCMなどにも起用されるようになり注目を浴びていたが、96年には映画「Shall we ダンス?」(周防正行監督)に主演。社会的現象になるほど話題の作品となり、女優として数々の賞も受賞した。
97年服部智恵子賞受賞。99年故ローラン・プティ氏により「若者と死」の死神役に選ばれ、プティ氏から厚い信頼を受ける。これ以降プティ作品は草刈の最も得意なレパートリーとなり、その数は11作品に及ぶ。
05年愛知県で行われた万国博覧会で公演をプロデュース、主演。野外公演にて約2万5千人を動員する。06年『ソワレ Soiree de Danse Roland Petit』をプロデュース、パリ、上海、香港、台湾の他日本国内8都市で公演。同年韓国国立バレエ団の招聘によりソウル・アートセンターにてマッツ・エック版「カルメン」に主演。09年4月「Esprit〜ローラン・プティの世界」をプロデュース。国内11都市、14公演を行いバレリーナとしての幕を閉じる。
師事した教師は牧阿佐美、北原秀輝、オリガ・エブレイノフ、ティナ・ベルナール、アナトリー・シードロ、ルイジ・ボニーノ、ジャン=フィリップ・アルノー、アラ・オシペンコ。その他、故ローラン・プティ、ジジ・ジャンンメール、マイヤ・プリセツカヤからも大きな影響を受けている。草刈の活動は日本のバレエを一般に広めることに大きく貢献し、日本人バレリーナの新たな可能性を示した。
09年9月には演劇作品『宮城野』(鈴木勝秀演出)に主演。その舞台を機に女優として活動開始。 10年に放映されたNHKの大河ドラマ『龍馬伝』にてテレビドラマ初出演。同年、写真集「BALLERINE」を企画出版。 11年、主演バレエ映画「ダンシング・チャップリン」(周防正行監督)が公開される。 12年、映画「終の信託」(周防正行監督)に主演し、第36回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。同年NHKドラマ「眠れる森の熟女」にも主演。写真集「INTRINSIC」企画出版。今後も様々な分野での活動が期待される。