芥川賞作家・中村 文則 の衝撃 デビュー作「銃」 を映画化!この衝撃作を、重鎮・奥山和由プロデューサーによる企画・製作、そして安定感があり的確な演出力をもつ武正晴監督がメガホンをとる。今回、第31回東京国際映画祭の2部門にて受賞。 また、日本映画スプラッシュ監督賞で武正晴、また 東京ジェムストーン賞に 村上虹郎さんが受賞した。
<日本映画スプラッシュ部門>とは、日本のインディペンデント映画を積極的に紹介し、海外進出を応援していく、東京国際映画祭の公式部門のひとつ。今回、<日本映画スプラッシュ監督賞>を受賞した武正晴監督は、「日本映画スプラッシュの監督賞を受賞できたこと、スタッフ、キャストが頑張ったおかげです。そして、奥山(和由)さんに感謝しています。好き勝手に出来る現場を与えてくださったことが、本当に良かったなと思います。これがスタートです。これからいろんな国の出来るだけ多くの方たちに観て頂きたい。それは、映画をつくった上で必要なことだと思っています。 この受賞が作品のロケットエンジンになったらいいなと思っています」とコメントした。
<東京ジェムストーン賞>とは、東京国際映画祭のビジョンの一つに掲げた「映画の未来の開拓」に沿って、宝石の原石(ジェムストーン) の様な輝きを放つ若手俳優を東京で見出し、顕彰し、世界に紹介することで、彼らがその輝きを増す一助 となることを目的として、2017 年に設立。東京国際映画祭に出品される全作品を対象として、映画祭事務局が日本と世界の若手俳優(男優、女優を問わず)数名を選出するもの。東京ジェムストーン賞を受賞した村上虹郎は「賞をいただき、有難うございました。トロフィーのようにキラキラと、そして重みのある人間になりたいと思います。『銃』は、銃社会じゃない日本で描かれた作品ですがトオルという主人公がもつ加害者精神や善悪の分からなくなる怖さなどを、日本ではない国ではどう響くのか、尖っているようで、普遍性をもつ作品なので世界に羽ばたいてほしいと思っています」とコメントした。
主演は、村上虹郎。銃に支配され、徐々に狂気が満ちていく難役の主人公を熱演。ヒロイン・ヨシカワユウコには広瀬アリス。快活さとは反面、心のなかに何らかの問題を抱えている女子大生を可憐に演じている。そして、トオルを追いつめる刑事には、怪優、リリー・フランキー。他、日南響子、新垣里沙、岡山天音など、個性派俳優の面々が脇を固めている。
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